こうやったらこうなったと語られることの良さと悪さ
文字数増やしたら検索順位があがりました!
のような
これをやったらこうなりました!
って簡潔に語られてる話を聞いてたまに、それって完全にイコールなのかなぁ?と思うことがあります。
そういう風に話すしかない場面とかもあると思うのですが、疑問に感じつつもちょっと考えてみたらこれは良さと悪さがあると感じ、自分でも気をつけたいなと思いました。(そういう発言に文句を言うつもりはないです)
分かりやすさと勘違いしやすさが気になる
良さ
- 頭に入ってきやすい
- 簡単に聞こえる
- 聞き手が実行しやすい
悪さ
- そのまま真似てもうまくいかないかも
- なぜうまくいかなったか分からない
- 間違った方向にさらに進むかも
みたいなところがあると思うんですが、最初に挙げた例のように「文字数」=「検索順位」のような語られだと、じゃあとにかく長文を書いていけば上がるんだ!っていう理解をしてテーマからそれた冗長な文章で文字数稼ぎをする可能性があるなと思うんです。
長文でのテストってしたことないのですが(そんな長い文章書けない)、この場合、おそらく長文にすると関連ワードや共起語みたいなところが含まれていることで上がったりするんじゃないかなと想像してます。
あとは、メインのワード以外にも細かいワードも取れるので流入が増えるみたいなところがあったりするメリットはありそうです。
そうだとしたら、長文にするにも関連ワードや共起語をおさえないといけないですし、他の要因があるならその要因をおさえずに長文を書いていてもコストがかかるだけになってしまうのではと思うんですよね。
例がSEO的な話になってしまったんですが、このツール入れたらCV増えたとかも完全にイコールじゃなくて、間に別要因があったりするかもなのでそのままツール入れたらCV増えるんだってただただ真似るかどうかは考えてみてもいいんじゃないですかね。
とか考えてみて、とりあえず動いてみてほしい人には、ハードル下げてなんでそうなるのかみたいな話を省略して話すのはいいかもですね。
どこかのタイミングでフォローしてあげたい感じはしますが。
ツールならトライアルとかあれば、とりあえず試してみるのが早いとかとりえあず動かしてみるみたいなことが大事な場面ももちろんあると思いますし。
試してみたらCV増えたからなんでか分析して改善するとかでもいいわけなので。
まとめ
もちろん検証しにくいこともあるし、本当にただ文字数を増やしてたら上がったからそう発言してるとかもありえるので情報を受け取るときにも気を付けないといけないなと思いました。
自分のためにもできるだけ検証してみた方が今後いい方向でさらにやっていくことができるだろうなと。
そもそも発言を抑制したいわけでもないし、そういう傾向があるって話が聞けるのは個人的にテストしてみる案としてありがたさもあるんですけどね。
結構、正直にそのまま受け取られがちなことって多いなと思ったので、発言するとき使い分けたり受け取るときは、ちょっと考えて必要なら自分なりの仮説をもって検証してみたりしたいなと思います。